和室にカーテンは合う?後悔しないための選び方とおすすめスタイル3選

「和室にカーテンって、なんだか違和感あるかも…」
そんなふうに感じたことはありませんか?

確かに、和室というと障子やふすま、すだれなど“和”の要素が強く、洋風インテリアの代表ともいえるカーテンはちょっとミスマッチに感じてしまうかもしれません。

でも最近では、現代のライフスタイルに合わせた“和モダン”のスタイルが人気を集めており、カーテンやスクリーンなどを活用することで、機能性と美しさを両立させた空間づくりが可能です。

そこで今回は、和室にぴったりなウィンドウトリートメントの選び方を3つのスタイルに分けてご紹介します。

 

1.和モダンを叶える「ダークカラーのカーテン」

和モダン シック 和室 ダークカラー

建具や柱に濃い色が使われている和室なら、カーテンも深みのある色合いで合わせると統一感が出ます。

例えば、こげ茶や墨色、濃紺などを取り入れることで、引き締まった印象に。特に「和モダン」の空間を目指す方にはおすすめです。

遮光機能のある生地を選ばなくても、色味が濃いだけで多少の日差しは防ぐことができます。また、シンプルな無地では寂しく感じる場合は、織り柄や凹凸のある素材で“質感”を楽しむのもポイント。

<おすすめのポイント>

  • 暗色は「畳」や「柱」の色と調和しやすい
  • 空間にメリハリと落ち着きを演出できる

 

2.ナチュラル素材+プリーツスクリーンで軽やかに

カーテンのヒダのボリュームがあまりお好みではない方は、上下に昇降するタイプのプリーツスクリーンもおすすめです。こちらは植物柄をモチーフにしたデザインのプリーツスクリーンを取り入れています。明るさもあり、プリーツスクリーンのラインがシャープでとてもすっきりした印象です。グリーンは癒しのカラーでもあるので、とてもナチュラルで落ち着いた和室になります。機械の上部も木目調にすることができるので、窓の木枠との馴染みもいいです。

ナチュラル グリーン 癒し 和室

「カーテンのひだ感がちょっと重たく感じる…」そんな方におすすめなのが「プリーツスクリーン」です。

プリーツスクリーンは、上下に昇降して光量を調整できるスタイル。プリーツの横のラインがシャープでとてもすっきりした印象になります。

また、植物柄や自然をモチーフにしたデザインは、和室の“落ち着き”や“癒し”の雰囲気にぴったりです。機械部分を木目調にカスタマイズできる製品もあり、和室の木枠や建具と自然に調和します。

<おすすめのポイント>

  • フラットで直線的なデザインが畳と相性◎
  • 和紙調・麻調など素材感を楽しめる

 

3.すだれ調ロールスクリーンで涼しげな印象に

温かい和の雰囲気を壊さず、全体を和テイストで仕上げています。ロールスクリーンのすだれ調のものを取り付けることで、和のイメージに馴染ませています。こちらも、透け感が少しあることで圧迫感がなく、明るくすっきりしますね。ロールスクリーンには、ファブリック生地だけではなくすだれ調のものがあるので、和の雰囲気を大切にしたい時などに選ばれてみてはいかがでしょうか。

和テイスト すだれ 和室

和室の窓まわりに軽やかさを演出したいなら、「すだれ調」のロールスクリーンも魅力的な選択肢。外からの光をやわらかく通しながら、程よく視線を遮ってくれるため、圧迫感が少なく、昼間の採光にも向いています。

とくに夏場は涼感があり、和室の畳や障子とも自然に溶け込みます。和の雰囲気を大切にしたい時などに選ばれてみてはいかがでしょうか。

 

和室のカーテン選びのコツ【早見表】

スタイル 特徴 向いている和室の雰囲気
ダーク系カーテン 重厚感・和モダンな空間演出 モダン寄り/高級感ある内装
プリーツスクリーン フラット・ナチュラル素材が中心 すっきりシンプル/落ち着き重視
すだれ調ロール 透け感あり・夏に涼しげ 伝統的/軽やかな和の雰囲気

 

まとめ|和室にカーテンは合わないではなく、選び方次第

「和室には障子が当たり前」という固定観念にとらわれず、現代の住まい方や暮らし方に合わせたウィンドウトリートメントを選ぶことで、快適で美しい空間に仕上げることができます。

素材や色合いに工夫を凝らせば、カーテンでもプリーツスクリーンでも、十分にの空間と調和します。ぜひ、ご自身の理想の和室に合ったスタイルを見つけてみてくださいね。

 

関連記事

和室の窓をカーテンでおしゃれで素敵なイメージに

和室のカーテンは難しい? 和室が変わる素敵なプリーツスクリーン

タイトルとURLをコピーしました