ウッドブラインドの魅力は、天然木、あるいはそれに近づけた塗装が持つ自然で豊かな表情と温かみです。選ぶ色によってモダンにもクラシックにもナチュラルにも合わせることができ、上質で落ち着きのある空間を造ることができるため人気のある商品です。スラット(羽)を上げきらなくても傾きを調整することで日差しの量や方向を調整することが可能で、視線を遮りながら光を取り入れることも可能になります。
1.モダンなイメージ
壁一面に使っても平面になるので部屋側への飛び出しやボリュームで場所を取ることがなくスッキリと納まり、ホテルやレストランのようなモダンで洗練されたイメージになります。
2.ナチュラルモダンなイメージ
リビングの2面をウッドブラインドで納めた例です。フローリングや家具の北欧風ナチュラルなイメージに合わせた明るいカラーが空間の広さや明るさにピッタリです。スラット(羽)の巾がアルミのブラインドに比べて広いのと厚味もあるので断熱効果もあり、大きな窓にも利用できます。
3.ナチュラルエレガントなイメージ
明るいフローリングの色に合わせると重さがなくなり、壁の色にも近いので部屋の狭さも感じさせない効果が生まれます。大きな窓の場合、サッシの分け目で巾を切って行きますが、この写真で言うと左端のよく出入りをする場所で一区切りしてそこのみ開けることで、お部屋のプライバシーを守ったり、温度変化を防ぐことも可能です。採寸時に実際の生活を想定して最も使い勝手の良いバランスで作りましょう。
4.操作について
上げ下げの操作はチェーンやコードが中心ですが、高さがある場合、結構何度もコードを引いて上げることになって時間がかかるというデメリットもあります。メーカーによっては操作回数が少ないスマートグリップやスマートコードにもできるので、上げ下げが多い窓の場合はご相談ください。降ろすときには少しコストが上がっても自動降下タイプをお薦めいたします。

TOSO スマートグリップ
15回と4回の差は大きいですね!
5.ウッドブラインドとカーテンの組合せ
ウッドブラインドとレースカーテンを組み合わせた例です。部屋のスペースの関係で、ドレープカーテンをつけるとかさばって邪魔になる場合、ウッドブラインドをドレープカーテンの代わりに利用し、スラットの傾きや上げ下げで調光し、目隠しや遮熱にレースカーテンを使うという方法もあります。ウッドブラインドだけだとどうしても少しハードなイメージになりますが、レースカーテンがプラスされるだけでお部屋の雰囲気がグッと優しくなりますね。
6.ウッドブラインドのデメリットとまとめ
<重量がある>
木製のためブラインド自体が重く、大きな窓の場合、取り付ける場所の下地がしっかりしている必要があります。
<コストが高い>
材質上、一般的なカーテンなどに比べると価格は高くなります。W200xH200cmサイズで弊社の一般的な価格帯のドレープカーテンとレースカーテン、レールで約¥45,000 程、ウッドブラインドだと約¥70,000 程になります。
<遮音性>
スラットの隙間から音が漏れるので、外からの音が気になる場合はドレープカーテンとの併用も検討が必要です。
コストはかかりますが、質感と上質なインテリアイメージが魅力のウッドブラインド。カーテンか?ブラインドか?日々の暮らし方や将来をイメージして最適な方をお選びください。