ペットと暮らすお家のカーテン

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「ペットがいる時は、どうすればいいでしょうか?」よくこんな質問を受けることがあります。家族の一員であるペットとの暮らしを考えたカーテン選びは、オーダーカーテンでは重要です。カーテンは、風に吹かれるとヒラヒラ揺れてペットの興味を引くものになりますし、猫などの身軽な動物はカーテンレールに飛び乗るなんてことも日常茶飯事です。なのでカーテンがすぐにボロボロになってしまった・・・ということが、とても多いのです。

では、せっかくオーダーで作るカーテンを愛するペットのこと考えながら選ぶには、どうしたらいいのでしょうか。今回は、ペットが居る暮らしに合わせたカーテン選びのポイントについて、お話したいと思います。

 

できるだけ引っ掛かりにくい生地を選ぶ

ドレープ シンプル 光沢
これは特に猫を飼われている方に多い悩みですが、猫がカーテン生地に爪を立てて、カーテンが破れてしまったというお話をよく聞きます。カーテンレールの上に登る時に、生地に爪を立てて登ったり、ヒラヒラ風に揺れているのを見て、ついついおもちゃのように追いかけたりと、毎日の生活の中で繰り返し引っ掛かけ、ついには裂けてしまう・・・そんな時、生地の表面が凹凸がないものであれば、引っ掛かりを減らすことができます。一番は、表面ができるだけツルツルしたものが良いでしょう。少しでもカーテンを長持ちさせることができるように、生地質や織り方を見て選びましょう!

 

消臭・抗菌・ウォッシャブルなどの機能面もく

サンゲツ マーク 機能
ペットと生活する中で、ペットのためにも人のためにも必要なのが、清潔に環境を保つことです。カーテンの機能も様々な機能が増えて充実してきています。洗えるだけでなく、生活の中で発生する臭いを吸収して、分解、消臭してくれる機能もついていたり、細菌が繁殖しないように抑える機能など、生地によって対応している機能が異なるので、購入の際には事前確認をしておく方がよいでしょう。マークはメーカーによっても異なります。これは、サンゲツの機能表示マークです。カビなどがついていたりすると、カーテンに触れるペットにも衛生上良くありませんので、防カビマークがあるものも良いでしょう。

 

カーテンスタイルを変える

タチカワブラインド ロールスクリーン 枠内取付
カーテンレールがあると、高いところが大好きな猫はよじ登りたくなり、勢いよく飛び乗ってしまいます。その衝撃と重さが加わることで、レールが曲がったり、落下することがあります。レールが落ちると重さもありますし、ペットにも人間にも危険なことです。さらに、一度曲がったり落ちたりしたレールを直すのは大変です。そういったことを防ぐために、カーテンのスタイル自体を変えるという方法があります。例えば、シェードやロールスクリーンなどの生地が上下に昇降する機械を、窓枠内に取り付けます。まず、窓枠内に取り付けると、上に登るということができません。また、シェードやロールスクリーンはフラットな生地が昇降するので、ブラインドのように羽根で遊ばれることもないですし、安心です。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。「破れたら買い替えたらいい」という考えもありますが、せっかくオーダーで作ったカーテンがすぐに破れてしまうとショックですよね。できるだけ長く使えるように、考えられる可能性を事前に対策しておけると良いですよね♪