性別や年齢関係なく人気が高い、オーセンティックと呼ばれるインテリアスタイルがあります。オーセンティックという言葉は、正統派という意味があるのですが、インテリアスタイルでいうと、上質な素材で作られたインテリアの高級感と落ち着きのある雰囲気を活かしたスタイルです。
飽きのこない心やすらぐスタイルは、リビングや客間、寝室や書斎など、どの目的の部屋にもおすすめです。今回は、そんなオーセンティックなインテリアスタイルの魅力をご紹介したいと思います。
使い込むほどに馴染む良さがある
オーセンティックなスタイルでは、特にインテリアの素材感にこだわって選びます。上質な素材を選んで長く使い続けることで、経年変化も楽しみながら、自分の生活に馴染んでいく良さがあります。
例えば、このコーディネートではリネン100％のカーテン生地を選んでいます。リネンの生地はとても風合いが良く、ナチュラルな中にも高級感を感じる素材です。使い続けることで、風合いの良さも増していきます。
また、リネンのラグは肌触りもよく、丈夫で長持ちするメリットもあります。木やリネンなどの上質な素材を活かしたコーディネートは、インテリアへのこだわりと、カジュアルすぎない品格のある雰囲気を感じられます。
温かみを感じる色使い
オーセンティックなスタイルは、高級感の中にも温かみを感じる雰囲気を大切にしています。色やデザインの取り入れ方も、鮮やかさや華やかさが目立つものは避け、温かみのあるものを選びます。
このように、暖色系のくすみカラーを差し色にしても素敵です。レースカーテンには美しい刺繍が施されており、プリントのデザインよりも、刺繍は繊細で芸術品のような高級感と温かみがあります。
シンプルなインテリアだけで揃えて、生地や木の素材感を大切にしたコーディネートだけではなく、上質さを感じるポイントが色やデザインの部分にもあると、よりハイセンスなコーディネートになりますね。
レトロとモダンの両方を感じる雰囲気
オーセンティックなインテリアがたくさんの人に馴染みやすく愛されるのは、レトロとモダン、両方の雰囲気を感じるスタイルだからではないでしょうか。合わせるインテリアは、素材自体が天然のものであったり、長く使われ続けているアンティークのものであったり様々です。
天然木で作られた家具は、ナチュラルにも和テイストにもよく合い、アンティーク家具は使い込んだレトロ感がありながら、モダンな雰囲気も演出してくれます。温かみのある差し色やデザインも、色を抑えていると洗練された雰囲気もありつつ、レトロな心地よいアクセントになったりと、レトロとモダンどちらの要素もあって、受け入れやすい落ち着く空間にるのかもしれません。
まとめ
いかがでしょうか。オーセンティックなインテリアは、心安らぐ優雅な時間を過ごすにはぴったりなスタイルです。家で過ごすたくさんの時間の中で、インテリアの風合いの変化も楽しみながら、長く使い続けることで生活により馴染んでいきます。
一つ一つのインテリアにこだわると、その分どんどん愛着も湧いてくるものです。ぜひ、オーセンティックなインテリアで、心癒される時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
