窓の大きさによって、取り入れたい商品は変わりますが、実際にどのような商品が選ばれるのか?取り付けられるとどんなイメージになるのか?気になる方も多いかと思います。
そこで今回の施工事例紹介は、大きい窓と小さい窓に実際に採用されたメカの取付事例をご紹介します。
1.横に広いタイプの大きい窓 × バーチカルブラインド
横に広いので、縦ラインがくっきり浮かぶバーチカルブラインド(縦型ブラインド)がとても映える施工例です。また、ホワイト系のカラーを選ばれたことによってより空間をすっきり・広く見せることができて清潔感がありますね。大きい商品だからこそ、ホワイト系でまとめて圧迫感が出ないようにすることができます。
また、今回はレース付きではないシングルタイプを採用されましたので、しっかりと景観が見える時間帯を作ることができます。窓の方角や外からの視線の有無によって、選ぶことが重要です。
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サイズの問題の解決策!
ブラインドやロールスクリーンなど、メカ商品に欠かせないサイズでのポイントに「製作可能サイズ」というものがあります。これは、1台で作れるサイズに限りがあるということです。
ただ、今回のように横に広いサイズが必要な場合、1台では製作可能幅サイズを超えてしまいます。2台並べると中央に隙間があくのでは…?と不安になりますよね。もちろん、幅が足りないものを付けるわけにはいきません。
そんな時には「レールジョイントタイプ」という仕様があります。2分割にした製品を施工時にジョイントする方法で、製作幅は広がり、さらに施工時の搬入にも便利な仕様です。では、どのような仕上がりになったのでしょうか?
とっても自然に並べられていて、まるで1台かのようですね。
連結部分にもルーバー(はね)が重なり、閉じた時にも隙間が気にならないようになっています。もちろんルーバーの回転は1操作にて行えます。
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良かったポイント
横に広い窓の場合、バーチカルブラインドであれば、カーテンのように「ひだ」がなくすっきりしているので、サイドのたまりがこんなにも少なくなります。お部屋を圧迫せずに見せられるところが良いポイントです。
また、カーテンボックスがあるので、上部の機械部分が見えないで済みます。ジョイント部分もしっかり隠れているので、機械の無機質な感じを隠せるところも◎です。全体の白い雰囲気がしっかり引き出されています!
2.小さなFIX窓 × 調光ロールスクリーン
お子様のお部屋にあるFIX窓。今回は施工事例と共にFIX窓の特徴もお伝えいたします。
FIX窓は開閉できない窓であり、主には採光目的でお部屋に明るさを取り込んでくれる役割があります。小さなお子様のお部屋だったら、一般的な開閉できる窓の場合、知らない間に出てしまい、落下する可能性があります。特に2階以上になると危険度が増します。
その点、FIX窓は開閉ができないために誤って窓から落下するという危険性がなくなります。さらにうっかり開けっ放しにしたり、鍵を閉め忘れたりすることがなく、防犯上も安心できます。ただ、それでもやはり眩しい・夜の灯りが気になるなど、何か窓周り商品が必要と感じることがあるでしょう。
そこで今回は「調光ロールスクリーン」をお選びいただきました。左側上部にエアコンが写り込んでいますが、このように窓枠内に納められる商品なので、干渉物も気にせず採用することができます。こどもらしく可愛いスモーキーピンクですので、閉めていても優しい色味がお部屋を飾ってくれますね。
調光ロールスクリーンなので、全体を開けなくても少しずらすだけで光を取り込めるので、操作が簡単な点もポイントです。また、天井付近の窓には、チェーンの長さは本来長めにしたいところですが、あえてお子様の手の届かない短めの長さにして、大人しか操作できないように工夫することもできます。
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カーテンとの相性も◎
カーテンも同じくすみ系のピンクを採用されました。ロールスクリーンとカーテンは同じ生地で作ることが難しいのですが、同じトーンでまとめると素敵なコーディネートが仕上がります。
ヴィヴィットなピンクも素敵ですが、全体に柔らかい優しいイメージになるので、お子様の年齢とともに好みが変化しても長くご愛用いただけそうですね。
まとめ
シングルタイプのバーチカルブラインドと調光ロールスクリーンの施工事例を紹介しました。こんな商品がいいなと思っても、実際のイメージと異なっては大変!
バーチカルブラインドは比較的大きめの窓におすすめ、調光ロールスクリーンは小窓でも適していることがお伝えできていたらいいなと思います。