新築や模様替えのタイミングで「部屋をおしゃれにすっきりさせたい」「カーテンより軽やかに見せたい」と思ったとき、ロールスクリーンはかなり頼れる選択肢です。布をくるっと巻き上げるだけのシンプルなデザインなので、窓まわりの情報量が減り、お部屋にミニマルな印象をプラスしてくれます。
ただし、選び方を間違えると「思ったより安っぽい」「のっぺりしすぎた」など後悔もしやすいアイテム。ここでは、ロールスクリーンをお部屋に採り入れるときに、おしゃれに見える生地の選び方を、インテリアテイスト別にご紹介します。
ロールスクリーンってどこに使うの?
ロールスクリーンはよく見る掃き出し窓・腰高窓にはもちろん、手の届きにくい位置にある高窓や、縦に細長いスリット窓等、ほとんどの窓に使用できます。上部の筒で生地を巻き取る為、カーテンやバーチカルブラインド・ウッドブラインドに比べてたたみ代が出にくく開口部を広く取れるのが特徴です。
また、窓だけでなく“間仕切り”としての使用もロールスクリーンの得意分野。たとえば、キッチンとパントリーの間の目隠し/洗面室の入口/ワークスペースの簡易仕切りなど、ドアを付けない空間に採り入れると、生活感を隠しつつ圧迫感も出にくいです。
ただし、間仕切り用途は人が出入りする分、操作頻度が上がります。毎日上げ下げする場所は、操作方法(チェーン式/プルコード式など)も“使いやすさ”で選ぶと失敗しにくいですよ。
1.「ナチュラル」テイストに合うロールスクリーン

ナチュラル系は“素材の統一感”が仕上がりを左右します。床や家具がオーク・アッシュなど明るい木目なら、ロールスクリーンは生成り〜ベージュ、少し落ち着かせたいならグレージュ寄りにするとまとまりやすいです。
逆に、黄みが強いベージュを選ぶと、部屋全体が古く見えたり、照明色(電球色)と相まって“黄ばんだ印象”になることも。サンプルを見るときは、昼と夜の両方で確認してみてください。
柄を入れる場合は、ボタニカルでも“線が細い・コントラストが強すぎない”ものがおすすめ。柄が大きすぎると窓だけ主張してしまい、部屋のバランスが崩れやすいです。
ナチュラル部屋をおしゃれに見せたいなら、色よりも「ほんの少しの織り感」「マットな質感」のほうが効きます。つるっとした生地より、微細な凹凸があるほうが安っぽさが出にくいですよ。
2.「モダン」テイストに合うロールスクリーン

シンプルなロールスクリーンは、モダンテイストにもよく似合います。おすすめは、ライトグレー〜チャコール寄りの無地、もしくはコンクリート調・石目調のニュアンス柄。派手に見せずに、壁の白さを引き締めてくれます。
また、モダン部屋で失敗が多いのが“黒を選びすぎる”パターン。黒はかっこいい反面、窓が強調されて圧迫感が出やすいので、まずはグレーで面積を整え、黒は家具脚や照明など小物で効かせると上級者っぽくまとまります。
光の反射が気になる部屋(南向き・西日が強いなど)は、ホワイトよりも「少しだけ色のある明るいグレー」を選ぶと眩しさを感じにくく、日中の居心地も良くなります。
3.「北欧」テイストに合うロールスクリーン

北欧インテリアに合わせる生地は、北欧柄や明るいカラーの無地がおすすめです。カーテンやクッションなどのファブリックで色味を採り入れるのが北欧インテリアの特徴ですが、カーテンを採用しない場合にはロールスクリーンで採り入れる方法もあります。
北欧テイストは「白×木×差し色」のバランスが命。ロールスクリーンで色を入れるなら、1枚で勝負しすぎず“淡い色で面を作る”イメージが扱いやすいです。たとえば、くすみブルー・セージグリーン・ライトマスタードなど、彩度を少し落とした色は部屋に馴染みやすくなります。
柄を選ぶ場合は、北欧柄でも色数が多いと窓がうるさく見えるので、2〜3色程度に抑えたデザインがおすすめです。
コーディネートが難しいテイストは…
クラシカル系は「ドレープ」「装飾」「陰影」が似合うので、ロールスクリーン単体だと“きちんと感”が出にくいのが正直なところです。それでも取り入れたい場合は、厚地カーテン+レースの“裏側”にロールスクリーンを仕込む方法がきれい。外から見えるのはカーテンなので世界観を守りつつ、日中はロールスクリーンで眩しさを調整できます。
まとめ
いかがだったでしょうか?ロールスクリーンはシンプルだからこそ、少しの色味・少しの質感の違いが、部屋の完成度に直結します。あなたのお部屋にぴったりの一枚を見つけてくださいね。

