オーダーカーテンでは、自由に色を組み合わせて、オリジナルの配色で色を楽しむことができる、スタイルカーテンがあるのをご存じですか？自分でデザインできるスタイルカーテンは、一から作るオーダーカーテンならではのメリットです。今回は、色の組み合わせを楽しむスタイルカーテンの中でも、ボーダースタイルの色々なパターンをご紹介したいと思います。
トップ＆ボトムボーダースタイル
トップやボトムに差し色として、ポイントになる色を入れるスタイルです。ネイビーのような重い印象になりがちな色も、トップにホワイトを入れると抜け感になって、程よく重厚感が出ます。どのくらいの高さで色を入れるかも、好きな割合を決めることができます。
高級感や重厚感を意識するのであれば、写真のようにメインにダーク系の色、トップに抜け感が出る淡めの色を入れると良いです。例えば同じ配色でも、透明感や清楚なイメージにするのであれば、メインとなる色を逆にして、メインをホワイト、ボトムに差し色としてネイビーを入れてもいいと思います。
部屋を広くすっきり見せたい時は、できるだけ床に近い位置に濃い色を入れた方が、圧迫感がなくコーディネートできます。
サイドボーダースタイル
トップやボトムだけでなく、サイドに色を入れるサイドボーダースタイルも可能です。縦にラインが入ると、横のボーダーよりもすっきりした印象になりますね。サイトボーダーはカーテンの外側、内側、どちらに入れるのかも選べます。
写真のように、全然違う系統の色を組み合わせても、サイドにさりげなく入れるスタイルなら馴染んでいますよね。このコーディネートのポイントは、グリーンの明るさを抑えているため、落ち着いた印象を保ちつつ、ブルーの清涼感ある雰囲気が際立って、上品で個性のある空間に仕上がっています。これなら、あまり普段考えないような色の組み合わせでも、挑戦しやすそうです。
ミックスボーダースタイル
ミックスタイプは色を複数入れることができます。写真のように、同系色系の3色でまとめたカーテンは馴染みやすく、ボトムにかけて濃くなるグラデーションは、とても美しいです。3色がしっかり目立つことで目を惹くボリューム感があり、カーテンへのこだわりが見えるスタイルです。
トップとボトムを同色にして、真ん中だけ色を変えるという方法もあります。ボリューム感が出すぎると苦手という人には、真ん中だけを変えるスタイルの方が全体の統一感が出て、おすすめです。ブラウン系は、モダンさやヴィンテージ感も出てカッコいいテイストにも合います。
まとめ
いかがでしょうか。ボーダースタイルは、カーテンだけでなくシェードでもできます。生地がフラットに降りるシェードスタイルだと、プリーツのボリューム感や縦のラインがない分、色の組み合わせ方やどれだけどの色を入れるかで、すべての印象が決まります。それもまた、違った楽しみ方ができるでしょう。
オーダーカーテンは、既成カーテンよりも時間やコストはかかってしまいますが、自分のこだわりを追求できる楽しみがあります。見ると嬉しくなるような、気分があがるこだわりの一枚を見つけたい時は、ぜひオーダーカーテンを考えていただけたらと思います。
