世界的な「燃料危機」に見舞われ、この冬は電気代の高騰に皆さんも気をもんでいらっしゃることと思います。家の中の熱は二重サッシなどの対策をしていない場合、夏の昼間の冷房時、家の中に入り込む熱量の71％が窓などの開口部から。また冬の場合、開口部から流失するものが48％（日本建材・住宅設備産業協会試算）と言われています。
そこで、早速の対策として冬場に保温率の高いカーテンを使い、省エネと電気代節約をされてはいかがでしょうか？
１．エレガントなライン柄（保温20％・ランクSA）
グレイッシュなライトブラウン地に同系色の光沢のあるラインが美しい、遮光カーテンです。川島織物セルコンではドレープ生地を対象に、寒冷期の室温低下を軽減し、保温性の高い順にランクSA～ランクCまでの4段階表示を付けています。
こちらは、ランクSAなのでかなり高い部類に入ります。風通織という二重構造の織り方になっているので、空気層ができるため保温力が上がります。他にも、グレイッシュなバイオレットやブルー配色もあり、落ち着きのあるお部屋にピッタリです。
２．光沢のある唐草風デザイン（保温20％・ランクSA）
全体に光沢があり、ゴージャス感があるこちらも風通織の遮光カーテン。明るいアイボリー系から、少し重厚なダークブラウン系まで4配色あります。刺繍のように見える唐草風花柄が高級感を出しています。
３．ナチュラルモダン（保温15％・ランクA）
ざっくりした織り方、麻のようなドライな質感の遮光カーテンです。ミックス感のある糸に深みがあり、アイボリー系のベージュや、少しダークなグレイ系もありモダンなインテリアにマッチングします。
４．少しエキゾチックな幾何柄（保温15％・ランクA）
アラベスクのような幾何柄を織り出した高級感あるデザインは、風通織で保温力も高く光沢感がステキです。この落ち着いたブルーは誘眠効果もあり寝室にもおすすめの商品です。
５．端正な幾何学模様（省エネルギー効果15%以上20％未満）
不均一さが魅力の絣染め糸を使った幾何学デザインのカーテンです。こちらも間に空気が含まれる二重織になっているので保温効果が高まります。
スミノエでは、冷暖房期間消費電力量「LESCOM-suminoe」を用いて消費電力を算出しています。カーテンなしの場合と比べてどの位省エネ効果があるかを示しているのが省エネ15％という数値になります。
まとめ
メーカーにより判断材料になる数値の出し方は異なりますが、
➀風通織など二重織になっている織物は、間に空気層ができるので保温力が高い
➁モール糸や撚りの甘いふんわりした糸を使った織物も糸が含んでいる空気による保温効果がある
といった法則が導かれそうです。
二重サッシにするのは効果的ですが、施工費などかなり費用が高額になるので、まずはカーテンから新しくしてこの冬の寒さ対策を進めてみませんか？
