カーテンの洗濯って、大仕事ですよね。大きさも重さもあるカーテンとなると、普段の洋服やタオルの洗濯とは異なり、自宅ではなかなか洗うのが手間と思われる方も多いのではないでしょうか？そんな時、コインランドリーやクリーニング店を活用してみるのも一つの方法です。
今回は、自宅の洗濯機とコインランドリー、クリーニング店、それぞれでカーテンを洗濯する際のメリットとデメリットを考えてみたいと思います。
自宅編
一年の大掃除の時にまとめて、自宅で洗濯をするという人は多いと思います。カーテンの素材の多くがポリエステルなので、自宅でもきちんと前準備を行い、洗濯表示通りに行えば、生地のダメージも少なく済みます。
自宅で行う一番のメリットは、自分のタイミングですぐに洗える点ですよね。どこかに持っていくとなると、一人では難しかったり、車でないといけなかったり。それを予定に組み込んで行動しないといけなくなります。
デメリットに感じる時は、たくさんのカーテンをまとめて洗いたい場合です。家庭用の洗濯機の容量だと、複数のカーテンを一緒に洗うことが難しいと思います。何回も洗濯機を回すとかなり時間をとられてしまい、さらに、カーテンは濡れると重くなるので、レールに掛けてしわを伸ばしながら干すのは、女性には一苦労です。
コインランドリー編
洗濯機で洗えるマークが付いているカーテンは、コインランドリーで洗っても問題ありません。コインランドリーは、まず洗濯容量の大きさが大きいため、複数のカーテンをまとめて洗いたい時に最適です。同時に何台かを回すことも可能なため、圧倒的に他の方法より短時間で済みます。
さらに最近では、24時間営業している所も多いので、時間帯を気にせず洗濯ができるのもメリットですね。マンションなどでは、洗濯機を回す時間帯を気にしなければいけませんが、その心配がありません。コストは多少かかってしまいますが、クリーニング店より低価格です。
デメリットは、洗濯した後のカーテンの持ち帰りが大変です。生地の傷みや縮み、しわ防止のために脱水は短く、乾燥機は使用しないのが基本です。カーテンは濡れた状態で持ち帰ることを、考えておく必要があります。
クリーニング編
クリーニング店でお手入れをお願いするメリットは、一番時間と手間が省けて楽な点ですね。なおかつ、プロの手で行うので、それぞれの加工や生地にあった最適な方法で、ダメージを最小限にでき、仕上がりもとてもきれいです。
特に、形態安定加工のように、カーテンのひだを整える加工をしている場合、自宅の洗濯機よりもプロにお願いした方がおすすめです。自宅やコインランドリーで洗濯してしまうと、加工がとれてしまう可能性があります。
また、生地の素材により、ドライクリーニングしかできないものもあります。生地が繊細なレースカーテンなども、注意しましょう。デメリットは、他の方法より一番コストがかかってしまう点です。枚数が多い＆洗う頻度が高いとそれだけ金額がかかってしまいます。
まずは、自宅のカーテンの素材や加工に合った、適切なお手入れ方法を確認するところから始めてみましょう。そして、メリット・デメリットを考えた上で、いろいろなパターンを試してみるのもおすすめです。
