心地良い空間に必要なインテリアを選ぶポイント

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人が家の中に求めるものとは何でしょうか。便利さや、快適さ、楽しさ、癒し、たくさんあるでしょう。それら全部に共通している感覚は、「心地が良い」という感覚ではないでしょうか。
家の中を心地の良い空間にする上で、インテリアの選び方はとても大切です。ついつい、テレビや雑誌で人気があるものが気になり、多くの人の共感を得ているものであれば、きっと間違いないと思って選んでいませんか?しかし、実際使って見るとなぜか自分にはしっくりこなかったりします。

人それぞれの生活スタイル、毎日のルーティン、心地良いと感じる感覚が違うのですから、同じもので同じ感覚になるとは限りません。今回は、生活する空間を心地良くなるようにするポイントを3つ、インテリアの面からご紹介したいと思います。

体感的に心地良い物や素材を選ぶ

サンゲツ リネン ナチュラル
自分にとって本当に心地良い空間を作るためには、自分が実際に見て、手に取った時、試してみた時の最初の感覚が心地い良いと思うものを揃えた方が良いです。頻繁に目にしたり、触ったり、使用したり、五感を使うものには、最初の直感の印象が大きく関わってきます。それは心地良いと感じるその気持ちが、感覚的なものからきているからです。

例えば、見た目の印象以外にも、カーテンやラグであれば触った時の手触りや、椅子やソファは触り心地はもちろん、座った瞬間の心地良さが大切です。インテリアは、天然素材や合成繊維、金属、プラスチックなど様々な素材があります。特に、大部分を占めるファブリック類は、素材感も大切に選びましょう。

限られたスペースもインテリアの使い方で変わる

スミノエ 間仕切り カーテン
家族で住んでいてたとえ自分の部屋がなくても、自分だけの心地よい空間を作ることができます。限られたスペースでも、インテリアの使い方で変わります。例えば、カーテンは窓周りに掛けるだけでなく、間仕切りとして空間を区切る方法にも使用できます。カーテン=窓だけではないのです。

また、区切るのが難しくても、自然光が入る明るくて風通しの良い窓側の一角に、ソファや椅子を置いて好きなことをしたり、窓から外を眺めてぼーっとしたりする時間にも、人は癒しや心地良さを感じるでしょう。インテリアの中でも、採光、遮熱、プライバシーの保護、間仕切りなど、たくさんの役割をするカーテンは、かなりの万能アイテムですね。

価格より愛着が湧いて長く大切に使うものを置く

スミノエ シンプル ナチュラル
子供の頃ずっとそばに置いていたぬいぐるみ、ブランケット、何年も使っている着古したパジャマなど、愛着があってずっと使い続けていたり、捨てられないものってありますよね。それは自分にとって、そばにあると感覚的に心地が良く安心できるものであり、気持ちが入っているものだからです。

部屋に置くインテリアは、なかなかすぐに買い替えるものではありません。だからこそ、最初の五感で感じる直感を大切にながら、愛着が湧いて長く大事に使えるものを厳選する必要があります。ソファやテーブル、カーテンなどの大きなインテリアは特にそうです。自分好みにオーダーで作る方法もあります。カーテンは、生地、スタイル、使い方や開き方まで幅広く状況に応じて選べます。自分の感覚を大事に選んだものは、愛着が湧いて長く大切に使うことで、さらに自分に馴染み心地良くなります。

まとめ

ここ数年、コロナ禍で家の中で過ごす時間が増え、心地良い空間を作る大切さに気付く人も増えたのではないでしょうか。心地良いものに囲まれて暮らす何気ない日常は、最高の贅沢でもあります。日々、たくさんの知識や情報が次々入ってくる中でも、それに影響されすぎず、自分の中にある感覚を大切にした環境作りをしていただけたらと思います。