今回は、選りすぐりのおしゃれモダンなレースカーテンを、3つご紹介します。
普段なら、昼間は外出してあまり目にしていなかったレースカーテンも、ステイホーム時間が長くなり、厚地カーテンと同じくらい重要視されるようになってきました。
デザインレースの中では刺繍レースが大変人気ですが、レースのデザインとしてはめずらしい、モダンなデザインも増えてきています。今回は、そのようなレースに注目して取り上げていきたいと思います。
・大胆に広がるサークル柄
黒のシースルー生地に、大胆なサークル柄のデザインが広がっています。レースカーテンで全体が黒というのは珍しく、とてもカッコイイですね！シースルー生地なので、暗くなりすぎることがなく、外からの明るさも取り入れることができます。サークル柄が重なり合ってデザインされており、思わず目を惹く生地ですね。カーテンの裾の仕上げは、すっきり見えるように折り返しにはせず、裾ギリギリのところを巻き付けて加工しています。裾の仕様は、生地のデザインや素材感などで変えてみても良いでしょう。サークル柄全体に角がない分、これだけ大胆なデザインであっても、どこか柔らかさを感じます。モダンなダーク系の家具とも、相性ピッタリです。
・カラーストライプ
大胆な配色のカラーレースです。ストライプ柄はよく見かけますが、淡いカラーよりもビビットなカラーが目立っているのは、珍しいのではないでしょうか。ストライプ幅が太くて、一番目立つ部分が赤なのは大胆ですね。モダンテイストのインテリアコーディネートでは、ダーク系のカラーだけを合わせて作るのではなく、赤のようなはっきりしたビビットなカラーを入れることもあります。部屋の雰囲気も明るくなりますし、洗練された印象になりますよね。傍に置かれたチェアが丸みを帯びているので、全体の雰囲気を和らげてくれています。
・特徴的なバックカットレース
生地のバックカットが特徴的な、個性派のレース生地です。織っている糸の素材感もしっかり出ていて、近くで見ると、その独特な風合いをより感じられてカッコイイです。織り方が異なる部分を密に組み合わせており、立体感のある生地の表面が、より存在感を感じさせます。この生地でのカーテンスタイルは、ひだをとるよりもシェードタイプにしたり、生地をフラットに使用するのが、スタイリッシュさが出ておすすめのです。こちらのコーディネートは、レースの二重掛けにしており、レース同士を組み合わせることで、窓辺の印象が軽やかになります。
モダンテイストは、「大人で落ち着いた」「カッコイイ」「スタイリッシュ」などの言葉を連想させるようなコーディネートが基本です。シンプルになりすぎず、おしゃれさを加えるには、カラー、デザイン、スタイルのどこかに少し大胆さが加わると一気におしゃれ度が上がります。取り入れ方に悩んだ時は、カタログや店頭のコーディネート例を参考にしてみるのもいいですね！
