「4月10日はインテリアを考える日」
1994年に一般社団法人日本インテリアファブリックス協会（NIF)によって多くの方にインテリアについて考えていただきたいという願いを込めて制定されましたが、おそらくご存じの方は少ないか？と思います。4月は新生活をスタートすることも多い月で、インテリア業界も一体となってインテリアを考えることが生活者に浸透し、模様替えや買い替えで生活が豊かになることを願っています。また10日の「じゅう」からは「住」を連想してもらい、生活空間を見つめなおすことで、より便利で心地よい暮らし方を考える日になっています。
インテリアを考えるって？
住み替えや、リフォームなどの大きな変化ではなくても本当に身の回りのちょっとしたことを変えるだけでも暮らしの質は変わります。
・長く使ってくすんできたレースのカーテンを変えてみたり
・ソファの位置を変えてみたり
・ラグをプラスしてみたり
・花やグリーンをプラスしてみたり（ちなみに私は玄関と食卓には小さくても花を生けて気持ちがアップするようにしています）
・インテリア雑誌を見て自分の好きなスタイルを探してみたり
・セレクトショップで気になる雑貨を見つけて飾ってみたり
・RoomClipなど素敵なインテリアの投稿サイトを検索して参考にしてみたり
本当に意外なほど小さなこと、少しのことでもいつも見慣れた、使い慣れた空間やものが変わると気分も変わり、生活に張りが出て来たり、便利になることで時間の余裕が出来たり、くつろげることで心身ともにリラックスできたり、とインテリアが人に与える影響は大きいと感じます。
食卓の上に白熱灯のペンダントライトを付けることで、料理の色味がきれいになり食欲もアップ！明りを集中することで家族の会話も増えることでしょう。
リラックスタイムには、天井の明かりは落としてフロアライトのやさしい光源で本を読んだりするとスムーズに眠りに入れることでしょう。
見慣れた白の壁面にDIYでアクセントクロスを貼り、ナチュラルな雰囲気をアップするリーフ柄のレースカーテンに変えてみたり、壁には手作りの小物をディスプレイしてみる。気に入った絵や写真を掛けてみるのも良いでしょう。
まとめ
お金をたくさん掛けることではなく、自分が安心して心地よく過ごせる空間、使いやすく清潔で健康に暮らせる空間、眺めているだけで癒されるもの、座れば疲れがほぐれる椅子、何を盛り付けてもおいしさ倍増になるお皿、お酒が美味しくなる手になじんだグラス、子供が安心して遊べるコーナー、見せると使うの両立ができる調味料ラック、玄関に良い”気”が入って来る洒落た一輪挿し．．．。
本当にちょっとしたものやことで良いと思います。インテリアを考えるということは、自分を考える、振り返ることでもあります。忙しい日々の中、ちょっと立ち止まって「好きなこと」「心地よいこと」を考えるチャンスにしてみませんか？
