房掛けを選ぶときに注意しておきたいポイント

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房掛けを選ぶ時に、注意しておくポイントがあります。好みの色やデザインを選ぶのが一番ですが、取り付ける場所の状況や、どのようなタッセルを選んでいるかで、選び方が左右されることもあります。今回は、知っておいた方が選びやすくなる、房掛け選びの重要な注意ポイントについてご紹介したいと思います。

部屋に合ったタイプを

トーソー 房掛け ビス式
まず、一番重要なのは房掛けを取り付けて良い場所なのかどうかです。例えば、賃貸物件には大体カーテンレールはありますが、房掛けはないというパターンが多いです。そのため、房掛けを取り付けたいという方が多いのですが、そもそも壁に傷をつけるということができないので、穴を開けるビス使用タイプはおすすめできません。

販売されている房掛けの多くは、ビスを使用しての取り付け方法が多いので、購入時には注意が必要です。接着タイプもあるので接着式を選ぶか、壁紙が傷つく可能性を考えて、カーテンの生地を挟んで固定する、マグネットタイプにするかの2択になります。

ビスが打てないコンクリートや、打っても安定しない石膏ボードの壁も同様です。商品を選ぶ前に、取り付け状況をきちんと確認しておくことが大切です。

形はタッセルのことも考えて

装飾タッセル ロープ きれいめ
房掛けは、基本的にカーテンレールと同じデザインタイプのものか、壁の色、部屋の雰囲気に合わせて選ぶと良いです。それに加えて、カーテンをまとめるタッセルがどのようなタイプを選んでいるのかも忘れずに考えましょう。房掛けは、タッセルのひもを掛けるためのものです。

おしゃれな装飾タッセルの多くは、ひもの部分が太めのしっかりしたタイプです。房掛けが小さいと、ひもを掛けてもすぐに落ちたり、掛けても今度は外しにくくなります。房掛けを目立たせたくないために、できるだけ小さめの房掛けを選びたい時は、タッセルが掛けやすいかどうか確認してから購入するのがおすすめです。

自分で取り付けできるか

房掛け 取付位置 装飾タッセル
ビス使用の房掛けは、電動ドライバーで取り付けするのをおすすめしています。小さな房掛けは手動でも問題ありませんが、大きめのものだと手動は大変です。かなり力を入れても、なかなかビスが下地まで届かず時間もかかります。それにより、ビス穴が必要以上に大きく広がってしまうと、見た目も安定性も悪くなってしまいます。

その点、電動ドライバーは女性でも比較的簡単に取り付けができます。取り付けの際には、タッセルをあてがいながら取付位置を調整して、目安をつけておきましょう。ただ、電動ドライバーのような工具は、どの家庭にもあるわけではありません。事前に確認しておきましょう。もし、取り付けの場所数が多いのであれば、専門の方にお願いするのも一つの方法です。

小さな部品の一部ですが、房掛けだけでも種類がたくさんあります。まずは、取り付け方のタイプや、自宅のカーテン周りの状況をきちんと把握して、取り付け可能なタイプを絞りましょう。

最近では、ビスが見ないようにできるタイプも出てきています。取り付け後の見た目も、美しくきれいに見えるようにできます。房掛けも、部屋を飾る1つのアクセサリーとして、慎重に選びましょう。