ホワイト(白色)カーテンの選び方

,

Pocket

「ホワイト」と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?
雪?白米?雲??ふんわりしたイメージは、ホワイトの特徴ですね。

その柔らかなイメージからか、ホワイトのカーテンをお求めのお客様には、「選び方が難しいかな?」や「どう思いますか?」「遮光がいいのですか?」とよくご相談いただくことがありますので、今回は、ホワイトの色のもつ特徴とカーテンとの関係をご紹介しながらホワイトの魅力をご紹介します。

・ホワイトと遮光がうまく合わさるとこうなる

スミノエ カーテン ドレープ U8253 レース U8086 遮光 1級

遮光の生地には黒の糸が織り込まれているので、白度の高いホワイトは少ないです。しかしこちらの生地は遮光でないかのようなきれいなホワイトが残されています。1級遮光の生地なので、もちろん暗くなるのですが、その中にも清潔感のあるホワイトがぐっと引き立ちます。

また、ホワイトの花柄のレースを手前にすることで(レースイン)、ドレープを閉めても、単調にならずに華やかなまま。とってもきれいなホワイトの使い方ですね。また、ホワイトには空間を広く見せる効果がありますので、ワンルームや個人部屋など、窓の少ない間取りにもおすすめです。

・ホワイトのロールスクリーンと合わせたイメージ

toso ロールスクリーン トーソー TR4081 アンティークホワイト

「ホワイト」のポジティブイメージには「潔癖、平和、祝福、勝利」などがありますが、ネガティブイメージとして「冷淡、味気ない」があるでしょう。ロールスクリーンにはカーテンのような波がないので、単調に見えがちです。それに加えてホワイトでしたら、ネガティブイメージが勝ってしまいそうですね。

そこで、真っ白を目指すのではなく、こちらのような「アンティークホワイト」の生地を取り入れてはいかがでしょうか?遮光性はないのですが透過性を抑えた織り方の生地を使っているので、プライバシーも守られます。一見無地に見えますが、「ベイルクロス」という商品名の通り、少し柄があるので、のぺっとしたイメージを軽減できているのですね。

・ホワイトで空間全体を統一

カーテン ドレープ ME8016 レース ME8497 川島織物セルコン

壁・タイル・カーテン・ベッド周りなど、ホワイトを主役にしてとても上手にまとめている一例です。清潔感があって、柔らかい雰囲気とどこかあたたかいような素敵な空間です。全体をホワイト基調にしている場合、ちょっとした工夫が必要です。

カーテンについては、ドレープもレースも真っ白・無地・同じような生地にしてしまうと、病室のような無機質な冷たいイメージになってしまいます。そのため、写真のようにドレープには淡いベージュで少々お色味を足し、ボーダーの入った生地で無機質な印象を回避。遮光の生地ではないカーテンで太陽光をたっぷり入れてよりあたたかい空間に仕上がっています。

・まとめ

ホワイトをメインにするのであれば、ちょっとしたポイントを意識していただければとても優しくてあたたかい空間にできます。「無地」であれば、どこかに少しだけ色味を足すか、違うところにポイントをもってくる。または、地模様のものを取り入れて完全無地を避ける…など。ホワイトは大変身近なカラーです。ぜひホワイトのカーテンをインテリアに取り入れてみていただければと思います。