タテ型ブラインドでスッキリ窓辺をまとめるには

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開放感のある大きな窓があるリビングの窓周りをどうしようか・・とお悩みの方も多いかと思います。カーテンも良いけれど、開いた時左右にに大きな束でカーテンの生地が溜ること、お洗濯の時も重いので片側ずつしか洗えないことなど考えると迷ってしまいますよね。

そんな場合、タテ型ブラインドはいかがでしょうか。スラット(羽)の幅は10cm(または7.5cm)なので、窓から部屋側への出っ張りもカーテンに比べると少なく、縦方向へのラインがスッキリ、シャープでシンプルモダンなインテリアにぴったりの商品です。現在マルクラで取り扱いのメーカーは3社。操作や機能面でそれぞれ違いもありますので順にご紹介いたしましょう。

 

トーソー

タテ型ブラインド トーソー コード式 バトン式
バトンで開ける

こちらはトーソーのデュアルです。開閉はコードまたはバトンで行い、スラットの角度調整はバトンで行います。このメーカーでの便利な点は、片開き(スラットを左右どちらかにまとめて寄せること)の場合、コードを引いて開けなくてもバトンで必要な巾だけちょっと開けて、外に出られることです。ブラインドの場合、カーテンのようにちょっと手ではね上げて扉から出るというわけにはいかないので、この機能は便利です。

 

タテ型ブラインド トーソー 両開きセパレート
両開きセパレート

大きな窓の場合、両開きにすることが多いのですが、「両開きセパレート」方式を選ぶと左右両端にバトンが付き、半分づつスラットの角度を変えることができます。写真のように奥は閉めたままで手前だけ光を入れたりすることもできます。

デュアルは、最大幅400cmまで作れますが、最大幅で作ると搬入できないことが多くその場合はレールをセンターでジョイントする方法になります。連窓片開きにすれば同じようにお使いになれます。なお、中央ジョイント部分はスラットが少し重なるので、光漏れもありません。

タテ型ブラインド ジョイント仕様
タテ型ブラインド レールジョイント部分

 

タチカワブラインド

タテ型ブラインドは、スラットの回転の仕方で調光や遮像がある程度可能ですが、日中は、レースのカーテンを掛けているように開放的に過ごせないか?というご希望もあると思います。そんな時におすすめなのが、タチカワブラインドのアンサンブルとツーウェイです。

・アンサンブル

タテ型ブラインド アンサンブル タチカワブラインド
タテ型ブラインド アンサンブル

タテ型ブラインド アンサンブル タチカワブラインド

「アンサンブル」は、プライバシーを守れる生地や遮光の機能のある生地とレースの生地を交互に取り付け、日中はレース生地を窓に対して平行に、ドレープ生地を窓に対して垂直にすることでレースのカーテンを使っている状態にできます。夕方になればバトンを回してドレープ生地を窓に平行にすれば目隠しになります。

タテ型ブラインド センターレース
こちらが図解したものです。同じ機能の商品が、ニチベイでは「センターレース」という名称になります。

 

・ツーウェイ

タテ型ブラインド ツーウェイ タチカワブラインド
タテ型ブラインド ツーウェイ

「ツーウェイ」は、左右どちらか半分がレース、半分がドレープ生地になります。使い方としては、片開のカーテンに近いです。こちらの難点はレース生地の「たたみしろ」(スラットを寄せてまとめた時にできるかたまりの巾)分ゆとりを取らないと窓の中にレースの生地が残ってしまい、ドレープ生地で窓を覆いきれないことです。ドレープ生地で窓をきっちり覆うためには、レースがたたまれる側にたたみしろ分の数十cmをプラスして、スラットを逃がせるスペースが必要です。

 

まとめ

スッキリとシンプルに窓辺をまとめられるタテ型ブラインド。人気も高いですが各メーカーにより操作方法や機能が異なり、すべてをご紹介することができませんでした。ご興味のある方は、各メーカーのショールームで実際の操作方法の体験や取付時のイメージをご確認されることをおすすめいたします。もちろんマルクラの店舗でもカタログなどでご検討いただくことは可能ですので、ご遠慮なくお問合せ下さいね。